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原 彰男; 内田 雅大
Proceedings of 66th EAGE Conference & Exhibition (CD-ROM), 4 Pages, 2004/00
幌延地域で採取した泥岩を対象として、高レベル放射性廃棄物の地層処分の際に重要となる、岩石の水理学的あるいは機械的な特性について、堆積作用・続成作用・圧密過程などの地質情報より検討した。本研究では、幌延地域のHDB-1孔で採取した21個の試料全てについて、水銀ポロシメーター孔口径分布を測定し、このうち10個の試料については蛍光X線分析装置を用いた全岩化学組成分析も実施した。本研究の結果、以下の結論を得ることができた(1) 珪藻化石の含有量は自然線検層のデータあるいは試料の化学組成から推測することができる。(2)珪藻化石の含有量は 35 から 55%(重量%)の間で周期的に繰り返しながら変化する。(3) 少なくとも2種類の堆積サイクルを見ることができた。これらは、堆積環境の変化と比較することができる。(4)Opal-A to Opal-CTへの相変化は、孔口径分布に大きく影響する。